雪の中の出発！成田空港へ
さて、いよいよ出発の日。
今日は１１時２０分の飛行機に乗るのだ。
それほど早い時間ではないので助かる。
子どもたちをはじめ、みんな元気。ほっとする。
小さい子どもを連れての旅行では、当日まで体調が崩れないか心配なものだ。
特に冬の風邪を引きやすい時期など。
今回もインフルエンザにかかったりしないか、直前までひやひやしていた。
とりあえず当日キャンセルにならなかったことを心からありがたいと思う。
軽く朝食を食べ、みんなで元気に出発！
起きたときは雨だったけど、出かけるときには雪になっていた。
寒い中の出発だ。
8時半頃には成田空港に無事到着。
今回も全部自由行動だけどツアーなので、団体カウンターで受付をする。
ここでマクドナルドのドリンク券をもらった。
JALのサービスカウンター
次にＪＡＬのサービスカウンターへ。
赤ちゃん連れなどの専用カウンターだ。
子供が遊ぶスペースがあるのもありがたい。
今は事前にパソコンでチェックインできるのだが、この事前チェックインの時点で席がばらばらでしか取れなかったのだ。
２月の３連休での台湾旅行だったので、飛行機が混んでいたので仕方なかった。
そもそもキャンセル待ちでやっと取れたツアーだったので、席が取れただけでもラッキーだったのだ。
ここの専用カウンターで、ダメもとで席を近くにできないか確認したら、私たち３世代親子で前後２列に座れるよう取り計らってくれた。
子どもたちが飽きたときのことを考えると、近くにみんな座っていてくれるほうが助かるのですごくありがたかった。
手続きも済み、安心したところで改めて朝食を食べることにした。
レストラン街にある“ラヴィスタ”というお店に入り、ビザセット、サンドイッチセット、目玉焼きセットを頼み、みんなで食べてゆっくりする。
10ヶ月の娘にもパンなどを少し食べさせるが、ほとんど食べず。
上の息子もそうだったけど、うちの子ども達は本当に食が細い。
息子は２〜３歳頃からたくさん食べるようになってきたけど、赤ちゃんの頃は本当にあまり食べなかった。
娘もそう。
息子のときは食べてくれないことにいらいらしたり不安になったりもしたけど、食べたがらない子に無理やり食べさせなくても、ちゃんと元気に育つということが息子を見てわかったので、娘には「食べないなら、まあいいか」という余裕を少し持てるようになった。
旅行のときも離乳食をあまり用意しなくていいので、ある意味楽である。
お騒がせな父
10時頃お店を出て、出国審査へ。
３連休の初日だから混むかと思ったら、全然そんなことはなく、あっさり通過。
と思ったら、夫と私の父は足止め。
夫はたいしたことではなかったけど、私の父はなぜか小さな古いハサミをバッグの奥深くにしまいこんでいて、それで足止めを喰らっていた。
なぜそんなものを・・・。
そんなものをまったく必要としない人なのに、なぜかこういうときに限って持っていて、周りを騒がせる父。
いつも振り回されて迷惑をかけられている母と私に怒られ、父のハサミは出国審査のスタッフに「すみません、処分してください」と頼み、私と母が強制的に処分させた。
こんなものを持たせておいて、また帰りなどにこういう騒ぎを起こされたらたまらないからだ。
しかも必需品なら仕方ないけど、どう考えても使いそうもないものなのだ（なぜ持っていたのか本当に謎だ）。
人を騒がせるためとしか思えない。
しぶしぶながらゲートを通る父。
いつものことながら、お騒がせな父だ。
最初からこんなだと先が思いやられる、なんて思っていたが、この時の予感は悲しいながら的中。
旅行中何度も父にイライラさせられる私だった。
普段のうちの親子関係がよくわかるというものだ。
とにかく、早くもイライラを抑えながらゲートへ向かう私。
搭乗ゲートは65番。
一番端の方だった。
私たちが歩いていたら、横をかっこいい姿のパイロットの方たちが通り、その中の一人の男の人がうちの息子を見ると、「お兄ちゃん、これどうぞ」と飛行機のシールをくれた。
嬉しいけど、はにかみながらもらう息子。
なんて素敵なパイロットなんだろう、と感激する私。
乗り物好きの男の子にとって、こういう配慮ってすごく嬉しいことなのだ。
搭乗口で搭乗手続きが始まるまでしばらく待つ。
外は雪が降っている。
こんな寒そうな中、南国の台湾にいけるなんて、なんだか嬉しい。
息子はもちろんのことだが、娘も興奮してキャッキャッ騒いでいる。
10ヵ月の赤ちゃんといえどもなんだか楽しいことというのはわかるみたいだ。
いつもは昼寝をする時間だけど、今日は少し寝てすぐ起きてしまったほどだった。
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