たび猫の子連れ台湾旅行記

地下街で急ぎの夕食

スポンサードリンク

ホテルに着いたときは、みんなものすごく疲れ果てていたけど、そういえばまだ夕食を食べていなかったので、最後の力を振り絞って、今夜もまた地下街に行ってご飯を済ませることにした。
(士林夜市で食べようと思っていたけど、混雑がひどかったので結局食べなかった。)

 

地下街へ降りてみると、もう21時直前ということもあり、食堂はもう閉店間際という雰囲気のところが多かった。
「早くお店に入らなきゃ、食べそびれてしまう」と焦ってしまい、その焦りがいけなかったのか、なぜか一番しょぼそうなお店に入ってしまった。
人間焦るとろくなことがない。

 

台北地下街の食堂

 

そのお店は、若い二人のお姉さんが注文取ったりしているのだけど、恐ろしく愛想が悪く、やる気がまったくないのかと思うほど。
台湾では珍しく、本当に感じの悪いお姉さんたち(というか、ここ以外ではこういう感じの悪い人には出会わなかった)。
席に座った瞬間、「しまった〜」と思った。

 

台北で夕食

 

台北で夕食

 

台北で夕食

 

台北で夕食

 

不吉な予感は的中。
メニューの種類はいろいろあるのだけど、頼んだものはどれも美味しくなかった。
まずいというか、料理にやる気や工夫がまったく感じられない、ただ作っただけって感じ。
スタッフの態度と見事に一致したものだ。
最後の夜なのに、まさに大失敗の選択だった。

 

でも不思議なのは、こんなお店なのに、お客さんはちょくちょく入ってきて、それなりに常に人がいるのだ。
特別安いというわけではないので、本当に不思議だった。

 

しかも席についてからよくよく周りを見ると、どこも閉店間際かと思ったけど、どうやらそんなことはなく、他のお店でもまだまだ食べられたみたいなので、焦らずもっと見極めるべきだった。
残念至極。

 

息子は息子で疲れ果ててしまい、まったくご飯を食べる気力もなく、さっき夜市で買った体に悪そうな綿菓子だけをひたすら食べていた。
まあ、ここのお店のご飯もあまり体に良さそうな感じでもなかったので(変わった味がした)、無理には食べさせず、好きなようにさせておいた。
一食くらい食べなくても問題ないだろう。
一日中あちこち連れ回した私たちも悪かった。

 

それよりも、毒々しい色の綿菓子を夢中になって食べていた息子の顔(主に口の周り)は、綿菓子の色で大変なことになっていた。
その息子の顔を見て、お店に入ってきた若い女の子が「キャー!」と悲鳴をあげたほどだった。

 

疲れ果てた夜

 

さて、いまいちの夕食を終え、今度こそホテルに戻ろうとしたら、息子は疲れすぎてしまい「お腹が痛い〜」なんて言って、まったく歩こうとしない。
ふと、あの毒々しい色の綿菓子のせいでお腹が痛くなったのかと思ったけど、眠いのと疲れたのでどうにもならないだけみたいだ。

 

こんなに疲れ果てるまで連れまわしてしまい、かわいそうなことをした。
下の子は、ずっと抱っこしているのでけっこう寝ているのでまあいいけど、4歳の息子のほうが大変だったみたいだ。

 

やっぱり小さい子どもを連れての旅行は、大人の都合であちこち動き回ってしまうと、子どもに負担がかかってしまう。
しかも、子どもの負担は結局私たちにものしかかってくるので、やっぱり子ども中心に動き回ったほうがいいかも。

 

というわけで、一歩も歩かなくなった息子をおんぶして、ホテルの部屋まで戻る私だった。

スポンサードリンク

たび猫の子連れ台湾旅行記・目次

台湾旅行1日目

台湾旅行2日目