台北駅近くのシーザーパークに到着
やっとバスに乗り込み、いよいよホテルに向かう。
時間はもう17時を過ぎていて、外は薄暗くなってきていた。
ちなみに日本の冬の夕方よりも少し明るい気がする。
まずはレオフーホテルにより、二人組を降ろした後、次に私たちが泊まるシーザーパークホテルへ向かってくれた。
やっとホテルに着いたという感じだ。
正直、お土産屋になんか寄っていないで、もっと早くホテルに連れてきてもらいたい。
シーザーパークホテルは、台北駅の大通りをはさんで目の前だ。
前回泊まったコスモスホテルの斜め前。
前回も今回もJALのツアーを利用したのだが、前回はホテルの選択肢の中にコスモスホテルがあったのに、なぜか今回はない。
で、今回はシーザーパークホテルにしたのだ。
シーザーパークならコスモスホテルのすぐ近くで、周りのこともよくわかっているし、台北駅の近くという立地も便利で良いからだ。
ただし、シーザーパークはコスモスホテルにくらべ、グレードがちょっと上。
もちろんその分高くつく。
でも今回は海外に不慣れなお年寄り二人もいるし、ホテルをけちって居心地が悪い思いをさせ、疲れ果ててしまったらかわいそうという夫の配慮で、奮発してシーザーパークにした。
夫がいなかったら、私はきっと安いホテルにしてただろうな〜。
ガイドさんに連れられ、ロビーに入る。
ロビーはコスモスホテルにくらべ、近代的に見えた。
でも近代的なのは見た目だけらしく、受付はコンピューター化などはされてないのか、チェックインするのにやけに時間がかかった。
ここまではガイドさんが付き添ってくれる。
息子はその間、ロビーにあるキラキラしたオブジェみたいなところで遊んでいた。
と思ったら、その近くにある福の神のオブジェのところに飾ってあったたくさんのチョコをスタッフからいくつかもらってきた。
コインの形をした懐かしい感じのチョコだ。
どうやらそのチョコは自由にもらっていいものらしい。
息子は大喜びだった。
たぶん旧正月のお祝いの名残だと思われる。
シーザーパークの部屋
手続きを済ませ、ガイドさんとお別れし、やっと部屋に行く。
17階の1706号室だ。
エレベーターはルームカードを差し込まないと上の階にはいけない仕組みになっていて、外部の人が紛れ込まないようになっていた。
両親の部屋は、ちょっと離れたところにある1703号室。
それぞれ分かれて部屋で少し休むことにした。
部屋は、日本のビジネスホテルなどにくらべ、かなり広め。
4歳の息子も旅費をちゃんと払っているためか、ベッドもちゃんと3つある。
それも大きいベッドだ。
これはとても嬉しい。
洗面所なども十分な広さだし、嬉しいことに浴衣までちゃんと用意してある。
日本人にはとても嬉しい配慮だ。
そのほかにセーフティボックスやスリッパなどももちろんあるし、サービスのミネラルウオーターもちゃんと人数分用意してあるし、きちんと毎日ちゃんと補給される。
建物自体はやや古そうだけど、立地もいいし、これなら十分満足だ。
テレビではNHKも見られ、海外慣れしていないお年寄り二人も喜ぶことだろう。
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